The wish of the cat

03/04/2025 | X min read

猫の望み

An illustration of a buddhist monk playing the shamisen and a djinn orange cat coming out of it

はるむかし江戸時代えどじだい宮島みやじまのとあるおかで…

桐島きりしまというおぼうさんがいて、かれはいつも日没後にちぼつご夜遅よるおそくまで三味線しゃみせん練習れんしゅうをしていたんだ。そのよるとくしずかで、かぜおとさえこえず、木々きぎうごくのもこえなかった…

満月まんげつ夜更よふけ、弦楽器げんがっきはじめたかれまえ突然とつぜん、ジン・チャトラのネコ姿すがたあらわれた。

いたい、いたい、いたい!』

『どこがいたいいのか?』

『そんな不器用ぶきようなやりかたわたしはだをもてあそぶのはやめてくれにゃん!』

『あなたのかわ?』

『そう、その三味線しゃみせんは私のかわ残骸ざんがいからつくられたもので、あなたが私をした以上いじょう、3つのねがいをかなえるのが私のつとめだにゃん』

『へーー。。。そうですか?』

『そうにゃん、でも警告けいこくしておきますが、あなたがもとめるねがいは、あなたがのぞ効果こうかをもたらさないかもしれません。』

『なるほど……すこしかんがえさせてください…』

桐島きりしま苦悶くもん表情ひょうじょうかべた。

『にゃーん、おなかがぺこぺこにゃん。。。』とねこった。

『私は決心けっしんした。私の最初さいしょねがいは、三味線しゃみせん最高さいこう音楽家おんがくかとして記憶きおくされることだ。』

ねがいがかなったにゃん!』

『私の2つねがいは、私がんだあと家族かぞく大切たいせつなものがなにりないものがないようにすることだ。』

面白おもしろいにゃん!完成かんせいです。』

最後さいごに、3つねがいは、あなたのたましいやすらかにねむれるようにということです。』

『あー!ワクワクします、どうもーにゃん!』

そのあと、だんだんねこ三味線しゃみせんえていった。

それからすう世紀せいき、このそう古代こだい最高さいこう三味線しゃみせん奏者そうしゃとして記憶きおくされるようになったが、かれうち破産はさんし、とみ名声めいせいをすべて台無だいなしにしてしまった。